どうして色って見えるの?〜色盲って?、男女で色彩感覚の違いがある!?〜
みなさんこんばんは(*^_^*)
カラーセラピストあやねすです。
前回は、ツラツラと自己紹介を書きましたが
(カラーセラピストあやねすのこといろいろ教えちゃうぜ - カラーセラピストが教える色のいろいろ)
今回は、普段当たり前だと思ってるけど
よくよく考えたら疑問に思う
「どうして色って見えるの?」
についてお話したいと思います。
色というのは、電磁波の一種です。
わたしたちが目に見えない紫外線や赤外線と同じ光の波で、わたしたちが見える電磁波の幅(約380〜750nm)を可視光線といいます。
わたしたちは、物体そのものの色を見ているのではなく、物体から跳ね返った電磁波を目で受けとり、脳が色を判断して色を認識しています。
例えば青色の場合、青以外の色を吸収して青だけを反射させることによって青色が見えているということです。
(ちなみに全て吸収すると黒、全て反射すると白色に見えます。)
色盲って?
すべての色は、光の三原色といわれる赤、緑、青の三つの光の組み合わせで作られます。
色を感じとる視細胞も
赤に敏感なタイプ
緑に敏感なタイプ
青に敏感なタイプ
の3種類があります。色覚の異常は、この3種類の視細胞のうちのどれかが足りなかったり、十分機能しないために起こります。
先天性の色覚異常は、日本人男性の5パーセント、女性の0.2パーセントの頻度で起きていて、国内で300万人以上が該当し、まれなものではありません。
色覚異常は、色覚検査表などを使って調べます。
《色盲の見え方の違い》
図でもわかるよう、赤と緑が茶色に見えてしまい区別がつきません。
近日では、どの人にもわかりやすいように色の名前が書いてあったり、光の点滅や点灯でボタンを区別したりなどのカラーユニバーサルデザインが多くなってきています。
男女の色彩感覚の違い
よく「男女の思考の違い」なんていう文章をよんだりしますが、実は「男女の色彩感覚の違い」もあるんです。
近年おこなわれた研究によると、色の見分け方には男女で違いがあるらしいことがわかりました。その違いには、どうやら男女間における進化の影響があるようなのです。
過去をさかのぼると、男性は狩猟をして、女性は木の実を採取して生活していたことは皆さんご存知ですよね?
そこに男女の色彩感覚が異なるヒントがあるんです。
狩猟をしていた男性に比べて、木の実の採取では、食べられるかを色で判断することはとても大切ですよね。
また、女性は子どもの顔色の変化や排出物の色の変化など細かな変化に気づくことが求められるため、色彩感覚が鋭くなったともいわれています。
同じピンクでも、女性はショッキングピンク、サーモンピンク、マゼンダピンクなどいろいろな色の小物を使い分けたりしますよね。
次回は、2018年のカラー「ビジョナリーミント」についてお伝えしたいと思います(*^_^*)
読んでくださってありがとうございます🌸